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検査について

検査について

前立腺癌は自覚症状がほとんど無いので、もし前立腺癌を早期に発見し治療しようと思うなら、定期的に前立腺癌の検査を受けるしかありません。

前立腺癌の検査は病院によって多少違いますが、多くは「スクリーニング検査」、「確定診断の為の生体検査」、「病期(ステージ)診断の為の検査」の順に検査をします。

スクリーニング検査というのは、前立腺癌の疑いのある人を見つける為の検査で、一般的に行われているのは「PSA検査」です。

PSAは精液を液状に保つ為に重要な役割を果たす酵素で、男性ならば誰もが血液中に持っていますが、前立腺癌が発生するとこの血液中のPSAが異常に増加します。

そのPSAの異常値を見付ける事で、まず前立腺癌の疑いのある人を特定しようと言うのがPSA検査の目的で、最近は会社などの定期健診に取り入れるところも増えています。

PSA検査は現在前立腺癌のスクリーニング検査の中では、最も有効な検査とされています。

PSA検査で異常値が出た場合、専門医が肛門から指を入れて直接前立腺の状態を探る「直腸診」や、肛門から専用の超音波探子を入れるエコー検査を行います。

PSA検査や直腸診、あるいはエコー検査によって前立腺癌の疑いが高まった場合、次に「確定診断の為の生体検査」を行います。

確定診断の為の生体検査では前立腺の数箇所から組織のサンプルを取り、それを医師が顕微鏡で見て検査をします。

顕微鏡検査で前立腺癌と診断された場合、腫瘍の悪性度を1~5の5段階で評価します。

この場合、1が最も悪性度の低い癌で、5が最も悪性度の高い癌になります。

前立腺癌は一般的に複数の悪性度の違う成分を持っていますので、5段階で評価された悪性度の数値を一定のルールで加算し、その合計をスコアー化します。

このスコアーをグリーソンスコアーと呼び、前立腺癌はグリーソンスコアーによって「悪性度の低い癌」、「悪性度が中くらいの癌」、「悪性度が高い癌」に分けられます。

ここまでの検査によって間違いなく前立腺癌と診断されたら、最後は「病期(ステージ)診断の為の検査」に移行します。

病期(ステージ)診断の為の検査では、「前立腺癌の進行程度」、「リンパ節転移」、「骨転移」などを調べる為、CTやMRI、「骨シンチグラム」などによる検査が行われますが、これ等は常に全部行われるのではなく、専門医が状況を判断して検査内容を決めます。

前立腺癌の基礎知識では、前立腺癌について解説しています。ぜひ参考にしてください。

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